オリジナルTシャツの歴史
Tシャツ(T-shirt)は、襟の付いていないシャツの事をいいます。両袖を左右に広げた時にTの文字に見えるため命名されました。素材は綿100%やポリエステルとの混紡の場合が多いです。夏場は上着としての着用や重ね着などにも用いられ、既にラフなスタイルには欠かせない定番のファッション・アイテムとなっていますが、元々は肌着。1950s冒頭欲望という名の電車(映画)でマーロン・ブランドが着こなすさまを見て流行しはじめ、プリント技術の進歩もあいまってトップスとして通用するようになりました。日本でTシャツが広まった1970年代は、下着のまま外に出ることは「恥ずかしいこと」とされたが、そこを逆手に取った反体制的な雰囲気が若年層に受け、ブレイクしました。最近はTシャツにジーンズはアメリカの象徴として、ビョーク等活動家の間ではまったく着ないことも選択として広がっています。買いやすい値段で広告などでの販売促進として配られる一方、70s当時の現在の技術では大量生産できない素材で作られたTシャツはプレミア付きです。そういった海外のファッションが日本でも人気になり、インポートファッションのお店もだいぶ増えてきています。
カットソー
製品に使われる言葉で、編み地を裁断「カット」して縫製「ソーン」した製品の総称です。
コーマ(CMと表記)糸
綿花の未熟部分をくしがけすることにより「コーマ通しと言う」、短い不良部分を約2割程度取り除いた糸です。
コーマ通しされると、長い繊維だけが平行に揃えられるため、やわらかくて肌触りが良く品質の良い糸になります。
シルケット加工
シルク以外の生地を引っ張りながら濃い苛性ソーダにつけて水洗い、乾燥することで綿を膨潤させ美しい絹のような艶と光沢を出す加工です。この加工で素材が縮みにくくなり、強度も上がるというメリットもあります。
スムース
両面編ともいい2つのゴム編を腹合わせにしたゴム編。
単糸・双糸
単子は一本の糸で編んでいる生地 を言い、双糸は二本の糸を撚り合わせた糸で編んでいる生地のことを呼びます。度詰めとは編地の隙間を狭めて編み込んだ生地です。通常の天竺編みの生地より「厚み」「重み」があり、洗濯に強く、伸縮が少ないのが特徴です。
テレコ
針抜きゴム編みの応用でダイヤルに編み、シリンダー針を2本に1本を抜いたゴム編みの一種。伸縮性が抜群で肌触よいのが特徴です。
天竺編み
平編みのことです。ほとんどのTシャツは、天竺編みの生地を使います。
バイオ加工
弱アルカリ性の溶液につけ綿を鍛える加工。
綿の毛羽を取り除くことで柔らかく肌触がよくなり、また発色性もよく艶のある綿が出来上がります。
番手
糸の太さです。 数が小さくなるほど太くなります。ブリリアントのベーシックモデルのメンズでは「30双糸」天竺編みを使用しております。ブラックレーベルシリーズとレディースでは「40」を使用しております。
引き揃え
よらないで合わせること。「40」では肉付きが薄くなるので、「40双糸」を揃えて、よらないで合わせることによってより厚手でより肌触のよい仕上げになります。
フライス編み
ゴム編み、リブ編みとも呼ばれます。天竺編みよりも一層伸縮性に富み、衿や袖口に多く使われます。
ポリウレタン
石油が原料で、ウールに似た性質を持った化学繊維です。色々な繊維と組み合わせて糸・織り・編地となります。伸びがよく体にフィットするので水着や靴下、下着など幅広く使われています。また、生ゴムに比べ湿度などの環境にも強いのが特長です。ブラックテーベルではベア天竺とよばれるモデルがあります。伸縮性がよく身体にフィットし着心地も最高のカットソーです。
表記例1)
30/2CM度詰天竺「サンマルソウシコーマドヅメテンジクと読みます」
よくお店で売っているUSメーカーのTシャツのボディーに使われている生地は「30単糸(30/ー)と表記します。」天竺編みですが、ブリリアントでは「30双糸」天竺編みを使用しています。「30」とは糸の太さを表す番手の単位で、数字が大きくなるほど細くなります。単糸・双糸とは、単子は一本の糸で編んでいる生地を言い、双糸は二本の糸を撚り合わせた糸で編んでいる生地のことを呼びます。度詰めとは編地の隙間を狭めて編み込んだ生地です。通常の天竺編みの生地より「厚み」「重み」があり、洗濯に強く、伸縮が少ないのが特徴です。
表記例2)
40/2CMベア天竺「ヨンマルソウシコーマベアテンジクと読みます」
「40」とは糸の太さを表す番手の単位です。上記の「30」より数字が大きくなるので、糸が細く柔らかい肌触りが得られます。通常、このクラスをメンズで使用することは少ないので他とはひと味違うワンランク上のカットソーが体感できます。
ベアとは綿とボリウレタンで編んだ生地です。伸縮性がよく身体にフィットします。
表記例3)
40//2CMテレコ「ヨンマルヒキゾロエコーマテレコと読みます」
引き揃えとは、よらないで合わせること。「40」では肉付きが薄くなるので、「40双糸」を揃えて、よらないで合わせることによってより厚手でより肌触のよい仕上げになります。テレコとは編み物生地の一種。フライスの変形で表面に針抜き柄を施した生地です。
2021/4/28 更新